『でもこれが、みずからが導く現実。 /わたしが選んだ、運命。/もう、甘いまぼろしの時間は/胸の片隅にそっとしまって、前を向こう。 /わたしが、それを選んだ。/だから…』…今までの光景は何もかも、ほたるが見た幻だったのです。現実にあるのは、今まさにセーラーサターンとしての宿命を背負い、サイレンスグレイブを振り上げた自らの姿でした。そして彼女は、全てを断ち切ります。自らの、存在そのものすらも…。