『これは、あるひとつの刻のおわりに/わたしの中を駆け抜けた、/ささやかな、まぼろしのかけらたち。』…作画の未熟さ、印刷上のトラブルなど様々な問題に見舞われはしましたが、イラスト13枚組の1999年版カレンダーは何とか完成に至り、98年末に発表、ほたるファンの間で大いに話題を呼びました。日野にとってはまさにここから始まったと言える、記念碑的な作品です。